Home STORY しもつかれライフ#2 [神戸 明 -Akiraパイセン-]

しもつかれライフ#2 [神戸 明 -Akiraパイセン-]

しもつかれライフ#2Akiraパイセン

 2018年に発足し、「栃木県の郷土食しもつかれを県民が誇れるブランドへ」とネガティブイメージをポジティブに転換し続けてきた「しもつかれブランド会議」(SBM)。今夏、SNSのフォロワー数が急増したことをご存知だろうか。

Facebookのフォロワー数は700人を突破し、Instagram1115人。Twitterも今秋から多い日は5ツィート以上と更新頻度が増え、フォロワー数は600を超えた。SBMの各SNSフォロワー数が大台千越えも難しくない驚異の状況を創りだした男がいる。6月に「しもつかれインフルエンサー」に就任した「Akiraパイセン」こと栃木市出身、在住の神戸明(45)さんだ。

一男一女のイケメンパパ。封筒製造会社に勤めるごくごく普通のサラリーマンに見えるが、SBMと個人を合わせて10SNSアカウントを運営。土、日を中心に週34回、しもつかれの聖地「かねふくストア」に通い、一日10件以上の投稿をし続けている。今や「Akiraパイセンの存在が気になり、そこからSBMに興味を持ちました」と言う人も少なくない。

SBMの〝目立つ〟影の功労者パイセンは、実はタレント養成所に通い、ドラマやCMに出演した過去を持つ。しかし、華やかな世界への憧れは夢で終わ………らなかった! いや、終わらせなかった。小中・高校同じ学校に通った後輩であるSBM代表青栁徹さんと再会したことで再燃する。

青栁さんは言う。

Akiraパイセンは頭が良い。自分の立ち位置を把握し、自己実現のためにSBMをフレキシブルに活用してステージを創り、楽しんでいる。さらに、周りも楽しませて巻き込む。本当にすごい!尊敬に値すべき人」

諦めかけた夢が「しもつかれ」と共に動き始めたAkiraパイセンに迫った。

しもつかれライフ#2Akiraパイセン

しもつかれ  =「第二の妻」

 

しもつかれは子供の頃から身近な存在でしたか。

 昔はよくおばあちゃんが作ってくれたけれど、あの独特な香りが苦手で勧められても絶対食べなかった。

いつから食べられるように。

 1年半前くらいにSBM、青栁さんの活動に興味を持ち始めてから。スーパーで大関商店のしもつかれを買って食べてみて、「30年ぶりに食べてみた!」でSNSに投稿も(笑)。

食べられたけれど、苦手な感じは払しょくできなかった。まだ「しもつかれアレンジ料理」という概念を知らなかったから、率先して食べようとは思えなかった。

初めてのアレンジはいつから。

 ラーメンに合わせたのが最初。栃木市街の「中沢製麺」の直売所に通いだしたのが去年の12月でこの頃から。Instagramの内容もハムスター、風景、小指(小指を立てて写真を撮る「小指おっ立て同盟」を1年前に設立)が中心だったけれど今は「しもつかれ」がほとんど(笑)。

何故そんなにのめり込んだのですか。

 フォロワーの反応が良かった。リーチ数5001000くらいと一気に倍に。

自然薯の里サラダプレート
自然薯の里しもつかれ

SBMに入ったのはいつからですか。

 7月にサロン化されてから。それまでは一匹狼的に発信してきたけれど、ちゃんと活動内容を把握した発信がしたくなって。

外から配信していたのは何がきっかけで。

 彼(青栁さん)の小規模特認校になった母校、国府南小を少人数ならではの授業で応援する「oneclass」を含めた活動を尊敬して、発信していて、その一環でSBM関連も。それが知らぬ間に栃木市の㏚もしているカタチになっていた。

地域の魅力を発信することにもやりがいを感じて、「県の文化財=しもつかれ」でしょ。だから8月に県の「体感!とちぎの文化財」応援団員にもなった。サロンに入っていろいろやってみたいなってチャレンジ精神が芽生えたよね。

サロンで学んだことは。

 加入前のメッセンジャーのトーク履歴からみんなのやり取りを見て、積極的な活動、行動力に驚いた。職場には無い環境でハマる、楽しい。もっと早く入れば良かった。

インフルエンサーはいつから。どんな活動を。

 613日に代表から命名された。主な活動はSNSの発信。「かねふくストア応援宣伝部長」としてお店の情報や交流の様子も配信して、近所の人気ラーメン店「麺蔵あつお」さんとのコラボレーション企画も立案、実行、取材応対もした。

SNS投稿に最も重点を置いてるかな。写真の撮り方、言葉の選び方、投稿の時間帯とか全て自己流。反応を見ながらブラッシュアップ。自分のキャラクターもあえて立てて、楽しんでる。

しもつかれインフルエンサーアキラパイセン

他にやってみたい活動はありますか。

 「栃木ふるさと大使」「とちぎ未来大使」になりたい。いつ言ってくれるか待ってる。すでに栃木市のインフルエンサー活動も勝手にやってる。

インフルエンサーをやっていて仕事、生活で変わったことは。

 会社で「あの投稿見たよ」「新聞載ってたね」とか言われると顔には出さないけれど嬉しい。社長も「今後、SNS活動は重要になってくる。こういった活動は素晴らしい」「SNSの重要性を神戸が示しだしているな」と言ってくれた。社報にも活動が掲載された。

家族も最初は無関心だったけれど、子供が「パイセン」と呼んでくるようになった(笑)。新たなコミュニケーションが生まれて嬉しい。子供から「SNSってどうやるの」と聞かれる日を心待ちにしている。

今後、会社、私生活で挑戦したいことは。

 ローカルタレント的なポジションで地域の良さを発信したい。もちろんブランド会議が主軸。ブランド会議あっての「今」だから。

特にやりがいを感じるときは。

 かねふくストアさんの投稿に対する反応が大きいね。「SNS見てかねふくさん行きました」とか「かねふくでパイセンに会った」とか。僕が通う前はかねふくストアさんをSNSで上げている人ほとんどいなかったと思う。

しもつかれを薦めるときの鉄板の一言は。

 「僕はしもつかれが苦手です」

苦手な僕がいろいろアレンジしておいしいですよって発信したら興味持ってくれる人が増えるんじゃないかと。一人でも「おいしい」って言ってくれれば。

最後にパイセンにとってしもつかれとは。

 「第二の妻」かな。しもつかれに関して毎日何かしら発信している。かけがえのない存在。しもつかれの内助の功に支えられている部分もあるし。今本当に「虜(とりこ)」にされてます。

しもつかれインフルエンサーAkiraパイセン

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